2023年03月16日(木)在園児向けBさんからAさんへ贈り物
昨日、鳴門聖母幼稚園では年長児Aグループさん39名が園舎を無事に巣立っていきました。
そんなAさんへ年中児のBグループさんからサプライズのプレゼントを贈りました。
Aさんの卒園式の予行演習が決まった日からBさんたちみんなでAさんへ内緒でプレゼントの準備をしていました。
折り紙は何を贈ったら喜ばれるかな?
誰が誰に渡す?
そんな話し合いをこっそり横割り活動の時間に行っていました。
各クラスの年長さんへのプレゼント作りが出来ると、次は歌のプレゼントの準備です!
先日、Bさんが参観日で保護者にプレゼントした曲を贈ることに。
毎年この曲を決めるのに悩むことも多かったのですが今年はすぐに決まりました。
みんながいつも歌って踊っている「ツバメ」です!
というのも、実はあるクラスのAさんから「Bさんのツバメがまた聴きたいなぁ…」という言葉をもらっていたのです。
その話を聞いて「ツバメにしよう!」と満場一致で曲が決定!早速練習開始。
憧れのAさんへ贈る最後のプレゼント…ということでBさんたちもいつも以上に気合いが入った様子。
練習を終えると、お礼の言葉を考えていきました。
みんなAさんと今までどんな風に過ごしてきた?
その質問に子どもたちからどんどんAさんとのエピソードが出てきます。
「困ってたらいつも助けてくれたよ!」
「お当番活動のやり方教えてくれた!」
「泣いてたら大丈夫だよ!って言ってくれた!」
「一緒にごはんも食べてくれて、お掃除も一緒にしてくれてた」
みんなから出てくるエピソードを基に「じゃあなんて言ってあげる?」
先生の一言で次々と言葉が思いついていくBさんたち。
ホワイトボードにまとめて一緒に贈る言葉を決めていきました。
いよいよ予行演習当日。
いつもと違うAさんの姿や厳かな雰囲気にBCDさんも緊張した様子。
式が無事に終わった後…サプライズパーティーの始まりです。
まずはみんなで考えた言葉を贈り、練習して来たツバメをダンスと共に披露。
歌が終わったあと、ピアノのBGMに合わせて子どもたちがAさんの元へ自分たちが折った折り紙をプレゼントしに行きます。
Bさんからのプレゼントに笑顔一杯の子。
真剣な表情で見つめているお友達。
友だちに自慢げに見せる子どもたち。
一人一人Bさんが一生懸命書いてくれた折り紙に書いてある自分の名前を嬉しそうに見つめています。
去年、AさんもBさんの頃にこんなふうにサプライズでプレゼントしたね!
そんな思い出が蘇ってきます。
こうしてAさんを無事に見送ることが出来たBさんたち。
達成感に満ち溢れ、次は自分たちが年長児になることを楽しみにしている顔がたくさん見えました。
春からはBグループさんが年長児としてきっと大活躍することでしょう。
子どもたちからの成長をこれからも楽しみにしていて下さい。